かえでの膝蓋骨脱臼闘病記


かえでの闘病&生活環境


かえでは、とても立って歩く事が大好きな子です。
何か興味のある物がある時は、2本足で数メーター平気で歩いてきます。
そんなかえでが、病院の先生に、レーザーを毎日休まず2週間当てている間は、ケージレストと言われました。
ケージレストとは、立ち上がることは駄目、もちろんジャンプも、階段、10cm以上の段差も駄目、お散歩、走る事すべて駄目駄目でした。
これには私もかなりショックでした。
でも、かえでが良くなる為ならと、心を鬼にして頑張りました。

まず、サークル、ケージを購入しました。
かえでが立ち上がる事ができなくて、狭すぎない物。。。かなり悩みましたが少し工夫をすることでなんとかなりました。
プラスティックでできたケージの中に、柔らかいスポンジ製のサークルの下に敷くマットが丁度入るんです。
どうしてこんなものをケージの中に入れたのかと申しますと、かえでは外に出たくて中で激しくピョンピョンと跳ねるのです。
丁度、かえでの頭の高さにこのマットを入れました。
スポンジで出来ているので、頭をぶつけても痛くありません。
これはかなり重宝しました。


こんな状態で、2週間が過ぎました。
まだかえでの足に変化は無く、屈伸するたびにコキコキと音がしていました。
でも、ケージレストは2週間でそれ以上やると逆に筋肉が弱るので、お部屋でできるだけ滑らない環境を作って暮らさせることになりました。
いろいろ考えましたが、家中の段差をやフローリングを完全に取り除く事は難しいので、サークルでリビングを区切り、床には足が滑らないように、
4畳半のカーペットを敷き詰めました。
しばらくは、家の中ではこの安全地帯で生活させる事にしました。

このサークルの中では、かえでは全く自由で暮らしています。
かえでのお兄ちゃんのパピヨンのリーフも一緒です。
サークル内に置いてある、プラケージはいつも入り口を開けており、眠くなったらその中に入って休んだりして結構快適そうです。


この中で生活しだして2週間くらい経った頃に、今与えているサプリメントのアースリースージ、MSM、SOD&ボスウェリアを与えだしました。
この頃は、かえでの成長が完全に止まるのを見てから、即手術!という段階でした。
それから2週間後、最近かえでの動きがとっても機敏になってきたね、足が悪いなんて信じられないよ。。。という話を主人としだしました。
前までは、寝ている状態から立ち上がるのに、『ドッコイショ!』という感じで、立ち上がるのにワンテンポ遅れた感があったのですが、
最近では、凄い速さで起き上がって突進してくるようになったので、本当に手術なんて必要なのかな?と思い始めていました。

それから、1週間後の診察から、先生が前にも書きましたが、『お皿が外れない、おかしいな?、日によって調子がいい日もあるからな。。。』
とおっしゃり始めたのです。

それから半月が過ぎ、やはりかえでの足はいい状態で落ち着いきているようです。
前よりもずっと足もしっかりとしてきました。
お皿は屈伸では外れなくなりましたが、やはり無理な力が掛かると、また滑車溝に外れるレールを
作ってしまい、またレベルが上がる事も考えられるのです。
これからも、注意しないと、本当に健康な足の子とは違うので無理は禁物だそうです。
この調子で行くと、レーザー治療も、まもなく終了し、あとはサプリメントのみでケアしていくことになります。
このまま、頑張って元気に暮らしていけることを願っています。


お出掛けする時

お出掛けするときは、メッシュでできたケージに入れて出掛けます。
病院にもこのケージで行っています。
これは、かなり優れもので、車のヘッドレストにベルトを掛けられる様になっており、ブレーキを掛けてもケージが動いたりしないようになっています。
中にはエブリベッドのSサイズが、ピッタリ収まっています。
ドライブ中はこのベッドの淵を枕にして寝ていますし、この淵がブレーキを掛けたときに体が動くのを防いでくれています。

今まで、あまり気にしていなかったのですが、よく考えると、車の中は犬の足が深くはまりこんでしまう隙間がいっぱいで、とても危険な事に気付きました。
足の細い小型犬は、シートの間に足が挟まって、暴れたりしたら、お皿どころか骨折もしかねないですよね。
ドライブ中はお膝の上でもいいけれど、少しでも車を離れるときは、このケージに入れています。
また、このケージは使わないときはペッタンコにして収納できるので、場所もとらなくて便利でした。

(カフェでお茶や食事をしている時に入れておくのにも便利です。)


こんな感じでかえでは闘病&生活しています。
これからも、気付いた事がありましたら、追記していく予定です!


あれから随分月日が過ぎました。
かえでは、ここ1年半ほど(かえでは2歳半です)足を上げて歩く姿を見ることはなくなりました。
全速力で走っても大丈夫なようです。
痛みも無いみたいで、【おやつ】や【ごはん】の前はクルクルとすごいスピードで回っています。
かえでの膝蓋骨脱臼闘病記を見て、同じサプリをご購入していただいた、皆様からも『かえで』と同じように、症状が治まったという
嬉しいメールも沢山頂いています。
サプリメントで足の形状を変えることはできませんが、痛みを伴わずに生活できるようになるコはとても多いように思います。
ただ、日常の生活は正常な足に生まれたワンちゃんと同じにはできません。(滑る、飛び降りる、ジャンプなど)
サプリメントで症状が緩和しても、それ以上に無理をしてしまうと、もっとグレードが上がってしまうことも考えれれます。

最近使い始めた、プロテクタパッドはかなり良いようです。
肉球に塗ると、皮膚にすばやく浸透して潤いを与えてくれます。

プロテクタパッドを塗ることにより、少しずつ柔軟性が蘇ってくる感じです。
乾燥したパットはフローリングなどで非常に滑りやすくなります。
潤いがあると、吸盤のような感じでとても、滑りにくくなるようです。是非使ってみてください。